体腔液ワークショップ

体腔液ワークショップでは、以下のWSIで提示された症例をもとに、参加者の皆様にも診断名をお考えいただきます。
以下のバーチャルスライドをご覧いただき、オンラインフォームから診断名をご回答ください。
締切は12月8日(金)18時とします。

回答フォーム ※スライドカンファレンスの投票フォームとは異なりますのでご注意ください。

WS-1

出題者
松田 江身子(天理よろづ相談所病院 臨床検査部)

■症例概要

年齢
50歳代
性別
女性
採取材料
右胸水
染色
パパニコロウ染色
臨床情報
3年前頃に原因不明の胸水貯留で当院紹介受診するも、胸水量減少傾向で 一旦経過観察となる。今回、胸水増加傾向がみられ胸腔穿刺にて右胸水が採取された。
PET検査では、異常集積はなく、CT検査においても胸膜肥厚はみられなかった。
喫煙歴、飲酒歴、アスベスト暴露歴はなし。既往歴として高血圧。

■細胞像

WS-2

出題者
竹腰 友博(京都市立病院 臨床検査技術科)

■症例概要

年齢
80歳代
性別
男性
採取材料
胸水
臨床情報
2年前に市民検診にて胸部異常陰影指摘されていたが、患者都合にてCTのみでフォローとなった。今回、両側胸水を認めたため精査目的で細胞診が行われた。
既往歴
特になし
家族歴
特になし
生活歴
喫煙 無し
飲酒
機会飲酒
職業歴
染色関係
アスベスト暴露
不明

■細胞像

WS-3

出題者
二宮 慶太(京都桂病院 検査科)

■症例概要

年齢
60歳代
性別
男性
採取材料
胸水
臨床情報
咳嗽・嗄声により近医受診。CTにて右肺門部腫瘤を指摘され当院紹介受診。胸水貯留あり穿刺吸引細胞診を施行。

■細胞像